管理会社変更    


【管理会社変更】
 マンションは築15年過ぎから修繕工事は増え始め、管理会社に言いなりのマンションでは、長期修繕計画の資金不足のため、築15年から築25年位の間に修繕積立金は月5,000円程の値上げとなり、築25年頃には月18,000円程の修繕積立金となり、今後、消費税15%と年金支給額の削減により、家計は大変なことになります。 (築30年過ぎは月24,000円程になる)

 しかしながら、1年の輪番の理事長さんにとりまして、仕事が多忙で、修繕内容が専門的で分かりにくいため、管理会社が一方的に見積もり提案(3割高)を押し付けてくるため、適正な修繕金額で修繕することはできず、結果的には適正価格の3割高の修繕金額で修繕することになり、修繕積立金が不足し、値上げとなり、将来的に、修繕積立金が大きな費用負担となります。

したがいまして、現在の管理業者はマンション販売会社が決めた業者なので、修繕費が高い、管理サービスに不満があるとか、他にもっと良い業者がいないかなという要望については、競争の原理を生かし、現管理業者及び地元業者も含めた複数の管理業者によるプレゼンを実施し、住民が業者選択をすることにより、今までより、はるかに好条件の管理を得る事ができ、理事会さんに負担にならないよう、全て当社で準備して行いますので、是非、遠慮なく、ご相談ください。 

【管理会社変更フローチャート】
 
理事会さんに負担がかからなく、且つ、理事会さんとしての責任を果たすことができる方法として、皆様の要望により、全体集会を開催し、現管理会社と別の複数の管理会社がプレゼンを行い、皆様が納得できる管理会社を皆様に選んで頂くという方法を取られることを、お勧めします。

   管理会社に対する不満  
                       
   ●現管理会社の管理状況を確認し、「管理業務の適正度  チェックリスト」に基づき、総合的・客観的な評価を行う                     
                                     
   理事会が複数の候補管理会社と面談
(下記の内容確認を行う)
 
                                     
  候補管理会社の管理委託費等の諸条件の検討
●組合運営に対する提案・支援の考え方
●管理業務のシステム化が図られているか。
●適正な修繕工事費の設定(長期修繕計画書確認) 
 
   
                          
   理事会開催
候補管理会社の合格か否か決定
 
                       
   理事会開催
 複数の候補管理会社より1社を選定する
 
                       
  総  会
管理会社採用決議
 (1社にしぼり総会提案)
 
                                     
 

   現管理会社解約通知を発送(解約理由不要)
※管理委託契約の更新時の3ヶ月前に契約更新の申し出をしなければ自動解約となる。(念のために解約通知を出しておく)
※契約期間中でも、解約理由なしで、通知後3ヶ月で解約ができ、新管理会社に移行できます。(委託管理契約書を確認して下さい)

 
                       
   新旧管理会社による事務引き継ぎ処理  
                       
   新管理会社による管理がスタート  

  管理組合さんの要望に合わせた具体的な作業手順案を当社で作成します。
 理事会・総会等の議案書・案内書配布等については、当社で、対応致します。
  管理委託契約の解約手続き・事務引き継ぎ処理等については当社で行ないます。


           管理業務の適正度チェックリスト


 NO  項           目  ○か×
管理組合の管理運営において、提案・支援を積極的に行なっている。  
 2 日常修繕及び大規模修繕において相見積もり及び入札を的確に実施している。  
 3 事前に重要事項説明を行い、委託契約書をきちんと取り交わしている。  
 4 理事会・総会の議事録を2週間以内に配布している。  
理事会・総会の議事録はきちんと保管されている。  
 6 毎月の管理業務報告を行なっている。(入退去・収支決算・滞納・保守点検)  
 理事会は定期的に開催されている。 (理事会の国の標準開催回数は年6回)  
自転車とバイクを区分し、自転車置き場がきちんと整備されている。  
 9 30年間の長期修繕計画が5年毎に作成され、住民に説明されている。  
10  24時間・365日管理会社と連絡が取れる。  
11  地震・事故等発生時の緊急連絡用も含めた住民名簿が作成されている。  
 12 掲示板は整理され用のないものは貼ってない。  
 13 管理規約・使用細則は必要に応じ、改正されている。(差し替え式が理想)  
 14 1ヶ月に1回は定期的に管理会社の担当と理事長は打ち合せを行なっている。  
 15 使用細則等が整備されている。(ペット・修繕・駐輪場・駐車場・地震・滞納・書類保管)  
16  水漏れ・雨漏り等の原因調査及び修繕は迅速に行われている。  
17  マナー・ルール違反者に対する理事会の対応において的確に支援をしている  
18  担当1人で10棟以下のマンションの管理をしている。(本来は7棟以下が理想)  
 19 長期修繕計画書に給排水管の維持管理(延命工事・交換工事)の計上がある。  
 20 長期修繕計画書には必要な修繕項目が適正な金額・修繕方法・周期で計上してある  
   ○印    個  ×印     個  


[管理業務の適正度判定]

○印が14個以下の場合は管理業務の大幅改善が必要であると思います。

○印が18個以上の場合は頑張っていると思います。

チェックリストを利用して管理業務の改善を図ってください。


        管理会社の見分け方


1.  管理組合の立場から意見が言える会社であること

2. 費用を最少にする努力をする会社であること

3.  管理組合の自主性を尊重する会社であること

4.  管理組合の運営面で蓄積されたノウハウを持つ会社であること

5.  管理組合にとって有益な提案を積極的にする会社であること



        

     愛知県豊橋市札木町117の3  ベストコンサルト

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