(1) |
建物の外観定期点検を年2回的確に実施し、建物・設備の不良箇所・危険箇所の補修工事(日常修繕)について、その都度ご提案します。なお、建物の不具合が販売会社に責任があると判断した場合は販売会社に瑕疵による改修工事請求もしくは損害賠償請求を行ないます。
(上記については管理会社が販売会社の子会社とか指名業者では期待しにくい。) |
(2) |
「計画修繕」実施のために建物各部(屋上防水・外壁塗装・鉄部塗装)及び給水設備等付帯設備の修繕時期・修繕工事金額の設定及び積立金額の適正額を算出するため「25年間の長期修繕計画書」を3年毎に修正します。なお、状況変化に伴い改善工事の必要性があればそれらの予算も含めた計画書を提案します。
段差の解消・手すりの設置・監視カメラの設置・エレベータ地震対応等 |
(3) |
建物本体の維持については築13年位経過時、第三者的立場の専門家が「不具合・要望住民アンケート」「建物劣化診断」を実施し、それに基づき適正な「大規模修繕計画の立案」「業者選定及び工事施工及び監理」を行います。又、入札方式により通常の2割以上の削減による大規模修繕工事を実施しており、皆様の修繕積立金を無駄なく、最大限有効な活用を図り、月当たりの修繕積立金も2割以上の削減を図っております
(大規模修繕の手順は別添大規模修繕フローの通り) |
※ |
大規模修繕については当社が全面的に理事会をフォローしますが、理事会でも提案について審議し、選択しなければならないことがあり、また、準備・計画から実施まで2年ほどかかり、その性質上、継続性を必要としており、単年度の理事会メンバーでは無理がありますので修繕委員会を設立する事をお勧めします。
また、会則の制定をおこない、そのなかで修繕委員会は理事会の諮問機関であると定め理事会と修繕委員会の位置付けを明確にし、トラブルを防止します。 |
(4) |
大事な生活水の確保と水漏れ防止のため給排水管の維持管理については築15年〜20年経過時、給排水管の劣化診断を実施したうえで、給排水管の維持管理の方法について住民説明を行い、費用対効果を踏まえた給排水管の延命工事および交換工事の選択を住民の方にして頂き、それを長期修繕計画書に盛り込みます。
[延命工事及び洗浄方法の例]
@ エポキシ樹脂研磨ライニング工法
築15年〜20年位の時期に、給排水管内部の赤錆を砂の粒子を高圧でぶつけて除去してから給排水管内部をエポキシ樹脂でコーティングする。20年程の延命効果がある。築40年位、劣化診断で給排水管の肉厚が基準以上であれば2回目の実施も可能。
Aオゾン水洗浄工法
給水管内部の赤錆・バクテリア・ぬめり等をオゾン水で流して洗浄殺菌します。
(水を綺麗にする効果大) |